広がる波紋

http://www.jpwa.org/main/images/pdf/appeal101217.pdf

お隣かもしれない劇作家業界からも批判の声

現場の仕事は「トラブルさけるために自主規制」であって、
そもそも「全ての読者を満足させることはできない」けど「出来る限り多くの読者を満足させるため」に自主規制するもんだしなぁ。

曖昧であるがゆえに、「慎重な運用」を盛り込んだ付帯決議
は、かえって当局に伸縮自在の「解釈の裁量」を与え、恣意的な判断を許すことになります。

行政は完璧でないことは明らかで、
この手のことはその「完璧さ」を求められるべきことなんだから、
民間に任せればいいのに
あんまりにも苦情が多ければその苦情を業界へ送り、
業界と一緒に行政に送れば勧告ぐらいできるでしょ
なぜ、「法」で縛る必要がある。

出版者・販売者は、トラブルや規制による販売制限を怖れ、また、「不健全図書」に指定さ
れることを避け、過度の自主規制が考えられます。それらは、創作の現場全体への制約に
繋がります。

自主出版とかじゃねーと、もはや描けなくなるし
「食ってける人間が食えなくなる」って考えると言論の自由を奪うことにほかならない

公共の福祉に反しない限りという「自由に対する制約」があるけど
果たして出版業界は「公共の福祉」に反していたのか。

グレーゾーンこそ現行条例でビシバシと白黒つけて、
それでも現行条例が、現行の運用が不完全ならばしっかりと業界や消費者と議論できる場を作るべきなのは明白。

映画監督協会も名を連ねたってことに注目をしておきたい。
映倫は十分仕事してるから規制対象外扱いだったが、
その映倫がレート分けしている映画業界ですら、今回の条例は問題アリとしいている。