アンケートを作ろう(2)

アンケについて、云々の問題点

そもそも「子どもの権利」を強調するのに、
やる気のある「子ども」を募る方が先
前例のあるNPOに話を振って協力を求める必要があるか
ってか、「俺がアンケートやりたい」に視点が終始してしまっているために計画性がなさ過ぎる

「チームあさって」を召集した「江戸川こどもおんぶず」
http://ekombuds.cocolog-nifty.com/about.html
には必ず連絡を取ってみよう。
(とりあえず、私のレポートの忙しさから解放される来週以降)
常駐スタッフはいないのね。それは把握した。

とりあえず、現状のアンケートについては性についてもう少し踏み込んで書いても良さそうって意見が多めかな?

アンケート作ってみよう(1)

とにかく、今回の件で規制派はもとより反対派にも足りてないのは
「児童のニーズ」を聞くことです。
でも、凄く難しいんですよねえ。どう聞けばいいのか、
誘導尋問になるんじゃないのか(アンケートの中身が恣意的すぎるのも問題
とりあえず、草案だけ作ってどんどん直す予定。

http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/

ここでの「チームあさって」のアンケートを参考にしてとりあえず作ってみた。
対象を中高生向けであることに注意

質問1 「子どもの権利」について考えたことはありますか?
質問2 普段、あなたはどんな創作コンテンツ(ドラマやアニメ、漫画や小説、ゲームなど)に触れていますか?できれば作品名も合わせてお答えください。
質問3 後輩たちや将来の自分の子どもためにしてあげたいことは何ですか?


これはあくまでも草案
ってか、俺が高校生のころだったら
1:ない、ってか始めて聞いた
2:漫画、特にネギま(あれ、今と変わってなくね?)
3:金に苦労せず教育ができる環境整備

って答えるかねえ。
とりあえず、意見募集中。

意見1
性についての質問を入れた方がいいのではないか?

一ヶ月も更新止まってたよ

どーも、意思の弱いまったれです。
あらためて勉強しなおしたことを確認がてらまとめ。

1:漫画業界はゾーニングできてますよー
「過激な性描写」って言い回し自体がデマゴーグ
少年誌、青年誌という区分がある。
その区分を元に読者に選択することがゆだねられている。

2:子どもの視点での判断がない
過激な性描写の蔓延防止
っていう、言い回しでこの政策進められてるんだけど、
蔓延してる事実はあるのか?
とくにこの子ども自身の声で「蔓延してるから辞めて欲しい」という声がないと話にならない

3:業界自身が無関心過ぎる
サンライズの常務が「政治に興味がない
スクエニのプロデューサーが「野方図なのはよくない
民主党とかに知らせるよりもこいつら説得する方が先じゃね?
1に戻るけど、出倫協の見解を現場を指揮する人間が知らないのはトップダウン的に致命的

4:東京都議会の立法府としてのあり方
法廷闘争になったとき問われるのは要項じゃなくて、条文であることに注目
「不当に」というのは理由もないのにの意味合いって説明があるけど、脈絡のないナンセンスこそ漫画じゃないのか。
というか、文脈で取り締まれるようになった。
これは百合やBLの業界への影響が実際のところ非常に大きい。
あとさぁ。理由もなく近親相姦とか描くかよ。
というか、刑法の入門書のレベルだよ、
「刑罰法規は内容を誰が読んでも明瞭にしなきゃいけない」って。
「曖昧」という批判は「刑法理論の初歩」にすら従ってないからだ。

5:ボランティア至上主義の限界
10年前や半年前など、主動で動いてたのはボランティアが主体で、
専門のチームが存在してなかった。
政治的圧力団体としてまた啓蒙活動団体としての、NPO等の設立が急務

6:子どもの声を聞く手段の確保
5の具体例として
http://edogawa-campaign.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-669f.html
このように、アンケートを実際に青少年からとるなどの手段が必要。


7(自分への適用)
弱いものいじめの構図はクリスチャンが他人を裁くことをしていないか。
自分が正しく相手が間違ってると言ってないだろうか
どうか、主よ。他人を憎むことしかできない。誰かを悪者にすることしかできない私を憐れんで下さい。
私がもっとへりくだれるようにして下さい。 アーメン

キリスト者として、世界の倫理観を眺めつつ

旧約聖書中最大の政治家はヨセフかダニエルだろう
ソロモンは晩節を汚していたりするので、栄華を極めたと主が言ったソロモンも、
この二人には政治家としては劣ると思う。

この二人には共通点がある。
異教の地にて臣下としては頂点まで上り詰めた二人だ。

ヨセフは使えていた主人の妻に不倫を迫られたが逃げる、倫理的バランスを備えていた。
(不順異性交遊について「逃げろ」はクリスチャン学生にはよく教えられてること)
ダニエルは王のみを拝めと言われても無視して、自分の信じるまことの神のみを信じたこと。

この二人に共通してるのは、
風俗等を「権威」でもって一変させるほどの地位にいたにも関わらず、
それをせずに「ただ主のしもべ」として自らの仕事を真っ当したことだ。


んで、新約の時代。
律法学者が重んじたのは「先祖からの言い伝え」
言い換えれば「ガチガチに作り上げられた倫理規制」だ

非常に歪んだ倫理規制は、
安息日に仕事をしてはならない」という規定を「歩いていい距離まで制限する」規制になった。

そこに忘れられたのは律法にある「心」だ
安息日に仕事をしてはならないのは、その日は神を思い起こす日だからだ。
決して神をないがしろにしてはならない。

風俗について、キリスト者が意識しておくべき御言葉がひとつ

外部の人たちをさばくことは、私のすべきことでしょうか。あなたがたがさばくべき者は、内部の人たちではありませんか。
コリント人への手紙 第一 5:9

コリント人への手紙は道徳的腐敗が教会にまで及んできていたのをパウロが危惧して書かれた手紙。

クリスチャン自身はお互いに教えあい、学びあい道徳的に「世間一般の価値観」と一線を画する必要があるし、その姿勢を見せることで、外部の人へと影響を与える(マタイ5:16)義務がある。

本質的にクリスチャンの在り方は

食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を顕わすためにしなさい。
コリント人への手紙 第一 10:31

これを守る一点につき、
そしてその原点は神を愛すること、隣人を愛することに尽きる。

性について〜『真面目』なクリスチャン学生が喜べないこと

多くのクリスチャン学生を見ていると、

自分の性、性欲について喜べないでいる学生がとても多い気がする。
いや、異性の学生とそのことではぶっちゃけあまりにも話しづらいので、
同性の学生としか話したことないけど、
本音では自分の性欲を喜べないでいる『真面目』な学生が凄く多い気がする。

性欲を「自分の快楽のためだけ」に使うことは「罪」だと思う。
俺が、ポルノが「不要」と評するのはそれが理由。

そのキリスト教的な意味で「罪」あるものを「完全排除」した世界って、
残念ながらこの世には出来ない
ものだと思う。


真面目であればあるほど
「自分が性欲に抗えない存在である自分の罪性を意識し、悩む」
いや、「悩まないことは問題」だと思うけど、
その一点にとらわれてしまう。


でも、忘れないで欲しいのは「性欲」もまた「神様が創造した御業」の一つであり、
「人はそれを『管理』する責務がある」
「食べるにも、飲むにも、何をするにも神の栄光をあらわすために」
は『性欲』と向き合う『姿勢』にも問われている。

男性であること、性について「汚れている」ことと否定せずに、
ありのまま「受け取り」、神様の前で「正しく用いる」ことを祈り求め、
また分かち合う機会が必要だと思う。

萎縮の構図

萎縮って言葉は非常に強烈な言葉なので、あまりピンとこないかもしれないけれど、
少し分かりやすく、また「誇張」して萎縮の例を紹介することにする。

くどいようだけど今回の都条例の思考前から
「著しく性的感情を刺激する」作品については規制できました。
今回の規制は、
刑罰法規に触れる、あるいは婚姻関係を結べない関係での性交などを不当に賛美し、誇張した描写に規制を「表示図書」にする条例です。

性的感情を「著しく刺激」する作品についてはすでに現行条例で規制されています。

で、萎縮ってどういうことなの?っていうのに一例だけ、

母を抱いてしまったことを後悔する青年Aと、
その悪友Bが「それくらい別にいいだろ」と言う筋の話
しかし、Aは悩み続ける

この筋で、

悪友Bの行動はAの行動を是認することが条例にひっかかるリスクがある、
言い換えれば「不当に賛美」してないと言い切れるか不明となってしまう

そういうわけで不当に賛美していると判断されるリスクが大きいので、
編集作業ではBの軽口のシーンを「カット」するように指示する。
むしろBという登場人物に主人公の判断を迷わせるピエロ的な役割がなくなってしまうので、
Bという登場人物を出す意義がなくなり、最終的に作中からBが消える

あくまでも一つのケースだけど参考に

反論のヒエラルキーと表現規制問題

http://d.hatena.ne.jp/thalion/20090709/p1
http://tamo.tdiary.net/20080329.html
http://mojix.org/2008/04/13/disagreement_hierarchy

興味深い批判に関する文を読んだ。

都議会における某公明党の議員の罵声はDH0あるいはDH1。
山口弁護士や長岡氏らがやってるのはDH6ってことだな

野次があるのは議会の健全な証明であっても、
「野次」がDH4にすら含まないあるいはとどいてない純然なDH0っていうのは馬鹿すぎる。

ブログ始めた頃の記事も参照
http://d.hatena.ne.jp/mattare0510/20101216


とりあえず、あらためて七条の二を考察してみましょう。

二 漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの

あー、勘違いしてたけどこの文面だと
一応やおいは規制対象外か

とりあえず、改めて条文を分解してみると


なにが、なにを、どのように、どうする
と分解してみる

禁止される「もの」
漫画
アニメーション
その他画像
禁止される「こと」
刑罰法規に触れる性交または性交類似行為
婚姻を禁止されている近親者間における性交および性交類似行為
禁止される「表現方法」
不当に賛美する
誇張するように描写、表現する
禁止される「結果」
青少年の性に関する健全な判断能力形成を妨げるもの


やっぱり議論が足りてないよ

んで、
「不当に賛美」は明らかに内容、あるいはストーリー規制です。
この話は出していいがこの話は出しては青少年の健全な思考能力の形成を妨げるからダメ
と行政が判断……


ちょっと待て、判断される側としては
これを検閲と言わずなんと言う
としか形容しがたい。

内容規制でないことへの明確な反論が欲しいです。
そして、公権力が内容判断することを「検閲」と定義しないのであれば、
検閲という憲法の条文上にある言葉の定義自体問題に関わってきます。